futene-tai shop は、現在準備中です。
ワンダーフェスティバルを中心に活動するフィギュアディーラー 「ふてね体」 のオンラインショップです。
ワンダーフェスティバル (ワンフェス:http://wf.kaiyodo.net) とは、毎年、夏と冬の2回、幕張メッセで開催される大規模なガレージキットの展示販売イベントです。私たちは2004年からこのイベントに参加していますが、予て諸事情により来場できない、という方々から通販のお問い合わせをいただくことがあり、このたびオリジナル作品の取り扱いを試してみることにしました。在庫潤沢とはいきませんが、これまでご縁のなかった方にもご利用いただけますとたいへんうれしいです。
ふてね体の作品の特徴は、小スケールとセミリアルでしょうか。筋肉過多になることもあります。
スケールに関しては1/12が中心で、一般的なフィギュアの1/2から2/3ほどの大きさです。日本の厳しい住宅空間事情と調和したサイズと言えましょう。同居人の目が気になるという局面においても、文庫本の裏やスマホの陰に紛らせて凌ぐことが可能です。
伝統的なガレージキットとしての性格を比較的強く持っており、基本造形は粘土、複製についてもいわゆる 「手流し」 で複雑な成形ができるよう型設計を凝らしていますが、その苦労の痕跡がキット状態からも窺えるかもしれません。
オリジナル作品が多いふてね体ですが、ワンフェスでは格闘ゲームなどの版権物キャラクターを展示販売することもあります。ワンフェス会場には、本職の原型師を含む多彩な作家さんたちの見事な作品も多く並びますので、ご興味を持たれた方は是非、ワンフェスや各地の造形イベントにも足を運んでみてください。
このご時世、ネットの商品紹介やレポートで何でも見られる気がするものですが、例えばふてね体の作品を会場で見て初めてそのサイズに驚く方がよくいらっしゃいます。あるいは造形だけでなく、腕のある製作者による手の込んだ塗装は画像でほとんど伝わりませんから、間近で見るインパクトは絶大です。また、残念なことに小さな作品ほど画像では粗が目立ち、実際の見た目との印象が乖離してしまうものです。 まして画像でも気に入るような作品を生で見たときの感銘はひとしおでしょう。
もちろん、出展側の私たちにとっても、会場にいらっしゃる方々との交流は大きな楽しみであり、日頃、本業の傍ら寝食の時間を削って活動する励みにもなっているのです。
ふてね体ウェブページ : www.futene-tai.net